ひと味違うドーナツとドーナツの穴のレシピ:それでも私は鳩山さんを応援する [揚げ物]

 昨日は晴天に恵まれ、爽やかな一日となりました。天気が良いと嬉しいです。しかも日曜日とあって、うちのベランダから見える町内のお宅でも、所狭しとベランダいっぱいに布団が干してあり、昔から変わらない日本の光景でほのぼのしました。



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 さて、今日は久しぶりにおやつのレシピです。
 醗酵させたパン生地を平らにのばして、セルクル(型抜き)で型抜きをした生地を揚げたドーナツです。手製は、本当に久しぶりです。それというのも一昨日のTwitterで、ドーナツを食べているという一行を見て、翌朝までに生地の醗酵が間に合うと瞬間に思ったらもう粉を手にしていました。なんだか全く考えなしで、瞬間的に反応したのです。何に対してもこういう迅速な反応だといいのですが。ね。
 「ひと味違う」と題したのは、私の知るドーナツというのがそもそも昔、私の母が手作りでおやつに作ってくれたドーナツが基本になっているからです。同じような配合ですが、膨らますのはベーキングパウダーで、手で形造っていました。作り始めると速く出来上がるのですが、冷めるとかちんこちんに固いドーナツで、それが私の知るドーナツです。そして、お腹が膨れました。兎に角どっしりとした重たいドーナツで、それに飽きていたので、今まであまり作りたいとは思っていませんでした。 その点、発酵生地でドーナツを作ると、生地が大変軽くなります。このフワっとした感じなら3~4個は楽勝かな。



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 私は果物やドライフルーツから酵母種を起こしてパンを焼いていますので、いつでも発酵種はあります。これは、一般的ではないので、レシピはイースト菌で作る分量です。イースト菌は適正の温度だと一時間位で一次発酵ができます。ドーナツの場合は、成形後の二次発酵はその約半分の時間でよいので、仕込んでから約二時間でドーナツが出来上がります。



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 イースト菌醗酵生地についてですが、ガスが速く生成されるのは利点なのですが、そのせいか、小麦粉の発酵臭があまりないので、焼きあがった生地が香ばしくないと私は感じています。ですが、イーストの分量を少なくして、できるだけ長く時間をかけて一次発酵させると小麦粉の風味が若干良くなります。 レシピは通常の分量です。
 また、発酵時間については生地や発酵させる場所の温度によってまちまちです。ドライイーストの説明に沿っていろいろ試ししながら、その時々の生地と対話でより美味しい生地が出来上がるのだと思います。間違いなく、書いてあるとおりにはなりません。
 ドーナツの穴はあえて抜く必要はないのですが、穴を抜いた方が熱による膨張が分散されるので膨らみ具合が綺麗です。また、抜いた穴も一緒に揚げて、一口ドーナツとしても可愛いです。



材料



  • 強力粉・・150g
  • 薄力粉・・15g(10%)
  • 酵母種・・15g(ホシノ天然酵母使用)ドライイーストの場合は3g(一般的な分量)
  • 砂糖・・20g
  • 塩・・2g
  • 卵・・1個
  • 牛乳・・卵と足して全体で100cc
  • バター20g
  • セルクル・・直径7.2cmとワインの蓋(なければコップなどを代用)キャンバス生地(なければ厚手の布巾などを代用)
  • シナモンパウダーとグラニュー糖・・適宜


作り方



  1. 全ての材料を計量する。
  2. バター以外の材料を全てボールで混ぜわせ、手についた生地が離れてきたら取り出して台に移す。
  3. 手首の内側で生地を押し伸ばし、戻してはすこしずつ場所を回転させながら順繰りに押し伸ばしを繰り返してなめらかにする。(約10分)
  4. ここでバターを生地に練り込み、さらに10分ほどこねてつるんとした光沢のある生地になるまで捏ねたら丸めてボールに置き、濡れふきんをかぶせて袋に包み、一次発酵させる。
  5. ※表面を指で押して戻って来るくらいの発酵がドライイースト使用の場合。指のあとが残って、生地のガスが抜けるくらいが天然酵母の発酵完了の印です。
  6. ボールから取り出してキャンバス生地の上に置き、2cm程の厚さの細長い楕円に伸ばして二つ折りにし、濡れ布巾をかけて10分ほど休ませる。
  7. 引き続き生地を伸ばして1cmの厚みにし、セルクルで型抜し、残った生地を同じような形にまとめる。
  8. キャンバス生地に並べて濡れ布巾を掛け、倍に膨らむまで二次発酵する。
  9. 新しい油を鍋に取り、170度に予熱する。
  10. 両面を色よく揚げ、油をよく切ってから、グラニュー糖とシナモンの入った袋に入れてまぶして出来上がり♪

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Fish&Chips(フィッシュ・アンド・チップス)イギリスの正統派ファーストフード [揚げ物]

 なかなか実現しなかった真鱈のフライを遂に作りました。と、言いますか、今日のはイギリスの街中で簡単に手に入って、直ぐに食べられる伝統と歴史のあるフィッシュ・アンド・チップスです。真鱈の大きな剥き身(すきみ)がないと本格的なサイズに作れないので、何となく今まで作るチャンスに恵まれませんでした。



P4060007



 今までにも、何かの料理で思い出しては触れてきたような気もするのですが、兎に角、ラージサイズで20cm程の肉厚の鱈の切り身を、独特のカリカリの衣で豪快に揚げたものです。そこに同じくらいの量のチップス(アメリカではフレンチフライ)をガサガサした無漂白のわら半紙のような紙に包んでくれます(これは昔の方法)。受け取ったら、カウンターの上に置いてあるモルトヴィネガーやマヨネーズ、ウスターソース、ソイビーンソースなど、好みのソースをたっぷりとかけて歩きながら頂きます。これが流儀です。すれ違った人がこの包みを持って食べていると、その香ばしい香りとモルトヴィネガーの香りに釣られて、ついお店を探したものです。外国人が多くいるPiccadilly Circusあたりでは、食べながら歩く人の姿が印象に残っています。殆どの人が、モルトヴィネガーを好むのですが、それは、香ばしい衣と、薄塩を施した鱈にぴったりの酸味、モルト特有の甘さ、それとワインの様な香りがマッチするからでしょう。何年か前になりますが、市内の友人がロンドンに出張すると言うので、このヴィネガーを頼んで買って来てもらいました。後から調べたら、ネットでお取り寄せもできるようですP4060002

 この酢の特徴を総括すると、日本の米酢とワインヴィネガーを足して二で割った感じでしょうか。独特なのですが、日本ではあまり人気がない気がします。フィッシュアンドチップスの時くらいしかこのモルトヴィネガーの出番が無いのかもしれません。揚げ物にはとても合って、美味しいのに・・・
 さて、もう一つの特徴は、衣です。日本ではフリッターと言うと直ぐにピンと来るのではないでしょうか。表面がゴワゴワするほどカリカリのサクサクです。何を加えて作る衣かと言いますと、ビールです。ビールの発砲が、衣の食感をこの様にしてくれます。私は時々、天ぷらの衣に重曹を加えるくらいですから、多分重曹もありです。栓を抜いたばかりの元気なビールでお願いします。日本酒の燗冷ましを料理用にするというのがありますが、残り物のビールだけはやめて下さい。上手に衣が出来ませんよ。ビールの種類は何でもいいのですが、個人的には黒ビールが好きです。黒ビールのコクと、あの細かい泡が、衣の質を向上させてくれるような気がします。 f:id:godmother:20070601042818j:image:left
 この衣は、意外に油切れがよく、天ぷらのような感じで具を包み込むので、鱈がふっくらとジューシーに仕上がります。以前、鶏のささ身やブロッコリーでフリッターを作った時は、ベーキングパウダーや卵の白身を泡立てたものを衣に混ぜていました。一番手っ取り早くて、安心なのはビールの泡かもしれません。
 最後に、じゃが芋の方ですが、チップスと呼びます。8mm角の棒状に切って素揚げします。ただ切ってそのまま揚げてもできますが、かなり時間がかかる上、油の量が少ないとからっと揚がりません。時間が経つにつれ、冷めると同時に水分が戻って来るのでべちゃ付きます。
 方法は工夫次第でいろいろあると思いますが、私は、半茹でにしたものを冷まして、蒸気を飛ばしてから冷凍にします。食べる分だけ冷凍のまま掲げる、という方法です。茹でてから直ぐに掲げる方法も試したのですが、水分が充分飛ばないのか、あまりGoodな出来栄えではありませんでした。冷凍する事で確実にサクサクとしたチップスになります。その時その時のじゃが芋にも寄るのかもしれません。
 もう一つの方法は、揚げる油を火にかける前に、冷たい油にいきなりじゃが芋を入れ、それから加熱します。油の温度が上がるうちにじゃが芋の水分もゆっくり飛ぶので理屈は同じです。但し、時間が掛かるのと、その間じっと鍋に張り付いていないといけませんので、忍耐が必要です。
 おっと、そう言っているうちにヴィネガーをチェックしたら残り少なくなっていました。頼んでおかないと。



材料



  • 鱈(剥き身)半身・・600g
  • じゃが芋・・300g(半茹で後、冷凍保存したもの)




  • 小麦粉・・100g
  • 溶き卵・・大さじ2(卵半分)
  • 黒ビール・・60cc(残りは飲む)


作り方



  1. 剥き身の鱈を斜めに三切れに切り、真ん中の長い身をさらに三つに切り分け、塩・胡椒(分量外)を軽く振っておく。
  2. 油を180度まで加熱し始める。
  3. 小麦粉を笊等で振るって、空気を含ませ軽くし、溶き卵と混ぜ合わせながらビールを加えて滑らかにする。
  4. 1の鱈の水分をキッチンペーパーで吸い取り、3の衣をつけて揚げる。(揚げ油の温度が下がらないよう、一切れ揚げて様子を見る)
  5. 冷凍のじゃが芋を香ばしく揚げて、鱈と一緒にモルトヴィネガーを掛けて頂く♪


 掲げる具の大きさによって、油の量も比例します。基本的には、ケチらないで多めの油で揚げるのが、成功の秘訣です。




フリッターとじゃがいも  ulalaさんちの夕ご飯



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Fish&Chips(フィッシュ・アンド・チップス)イギリスの正統派ファーストフード [揚げ物]

 なかなか実現しなかった真鱈のフライを遂に作りました。と、言いますか、今日のはイギリスの街中で簡単に手に入って、直ぐに食べられる伝統と歴史のあるフィッシュ・アンド・チップスです。真鱈の大きな剥き身(すきみ)がないと本格的なサイズに作れないので、何となく今まで作るチャンスに恵まれませんでした。



P4060007



 今までにも、何かの料理で思い出しては触れてきたような気もするのですが、兎に角、ラージサイズで20cm程の肉厚の鱈の切り身を、独特のカリカリの衣で豪快に揚げたものです。そこに同じくらいの量のチップス(アメリカではフレンチフライ)をガサガサした無漂白のわら半紙のような紙に包んでくれます(これは昔の方法)。受け取ったら、カウンターの上に置いてあるモルトヴィネガーやマヨネーズ、ウスターソース、ソイビーンソースなど、好みのソースをたっぷりとかけて歩きながら頂きます。これが流儀です。すれ違った人がこの包みを持って食べていると、その香ばしい香りとモルトヴィネガーの香りに釣られて、ついお店を探したものです。外国人が多くいるPiccadilly Circusあたりでは、食べながら歩く人の姿が印象に残っています。殆どの人が、モルトヴィネガーを好むのですが、それは、香ばしい衣と、薄塩を施した鱈にぴったりの酸味、モルト特有の甘さ、それとワインの様な香りがマッチするからでしょう。何年か前になりますが、市内の友人がロンドンに出張すると言うので、このヴィネガーを頼んで買って来てもらいました。後から調べたら、ネットでお取り寄せもできるようですP4060002

 この酢の特徴を総括すると、日本の米酢とワインヴィネガーを足して二で割った感じでしょうか。独特なのですが、日本ではあまり人気がない気がします。フィッシュアンドチップスの時くらいしかこのモルトヴィネガーの出番が無いのかもしれません。揚げ物にはとても合って、美味しいのに・・・
 さて、もう一つの特徴は、衣です。日本ではフリッターと言うと直ぐにピンと来るのではないでしょうか。表面がゴワゴワするほどカリカリのサクサクです。何を加えて作る衣かと言いますと、ビールです。ビールの発砲が、衣の食感をこの様にしてくれます。私は時々、天ぷらの衣に重曹を加えるくらいですから、多分重曹もありです。栓を抜いたばかりの元気なビールでお願いします。日本酒の燗冷ましを料理用にするというのがありますが、残り物のビールだけはやめて下さい。上手に衣が出来ませんよ。ビールの種類は何でもいいのですが、個人的には黒ビールが好きです。黒ビールのコクと、あの細かい泡が、衣の質を向上させてくれるような気がします。 f:id:godmother:20070601042818j:image:left
 この衣は、意外に油切れがよく、天ぷらのような感じで具を包み込むので、鱈がふっくらとジューシーに仕上がります。以前、鶏のささ身やブロッコリーでフリッターを作った時は、ベーキングパウダーや卵の白身を泡立てたものを衣に混ぜていました。一番手っ取り早くて、安心なのはビールの泡かもしれません。
 最後に、じゃが芋の方ですが、チップスと呼びます。8mm角の棒状に切って素揚げします。ただ切ってそのまま揚げてもできますが、かなり時間がかかる上、油の量が少ないとからっと揚がりません。時間が経つにつれ、冷めると同時に水分が戻って来るのでべちゃ付きます。
 方法は工夫次第でいろいろあると思いますが、私は、半茹でにしたものを冷まして、蒸気を飛ばしてから冷凍にします。食べる分だけ冷凍のまま掲げる、という方法です。茹でてから直ぐに掲げる方法も試したのですが、水分が充分飛ばないのか、あまりGoodな出来栄えではありませんでした。冷凍する事で確実にサクサクとしたチップスになります。その時その時のじゃが芋にも寄るのかもしれません。
 もう一つの方法は、揚げる油を火にかける前に、冷たい油にいきなりじゃが芋を入れ、それから加熱します。油の温度が上がるうちにじゃが芋の水分もゆっくり飛ぶので理屈は同じです。但し、時間が掛かるのと、その間じっと鍋に張り付いていないといけませんので、忍耐が必要です。
 おっと、そう言っているうちにヴィネガーをチェックしたら残り少なくなっていました。頼んでおかないと。



材料



  • 鱈(剥き身)半身・・600g
  • じゃが芋・・300g(半茹で後、冷凍保存したもの)




  • 小麦粉・・100g
  • 溶き卵・・大さじ2(卵半分)
  • 黒ビール・・60cc(残りは飲む)


作り方



  1. 剥き身の鱈を斜めに三切れに切り、真ん中の長い身をさらに三つに切り分け、塩・胡椒(分量外)を軽く振っておく。
  2. 油を180度まで加熱し始める。
  3. 小麦粉を笊等で振るって、空気を含ませ軽くし、溶き卵と混ぜ合わせながらビールを加えて滑らかにする。
  4. 1の鱈の水分をキッチンペーパーで吸い取り、3の衣をつけて揚げる。(揚げ油の温度が下がらないよう、一切れ揚げて様子を見る)
  5. 冷凍のじゃが芋を香ばしく揚げて、鱈と一緒にモルトヴィネガーを掛けて頂く♪


 掲げる具の大きさによって、油の量も比例します。基本的には、ケチらないで多めの油で揚げるのが、成功の秘訣です。




フリッターとじゃがいも  ulalaさんちの夕ご飯



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竹輪の開きの天麩羅:子どもの大好物! [揚げ物]


f:id:godmother:20080518043247j:image:w450:left

 昨日は、朝の早いうちに畑で2時間ちょっと過ごしました。主に草引きと、ほうれん草や小松菜の間引きが目的でした。小さな種を一列にパラパラしただけのような種蒔きでちゃんと芽が出てくるのかと、最初はドキドキしていましたが、やがて本葉が出ると「間引き」という作業が必要になってくるわけです。これをやらないとそれぞれの株が育つための充分なスペースが確保できないため育ちにくくなります。この様な当たり前のことも今まで知らずに、間引き菜を頂いていたのですから呆れました。間引きの作業で面白い発見がありました。種蒔きしたあと、発芽の不安やら、その後の期待などの思い入れがあって、せっかく生えてきた芽を小さいうちから引き抜くというのは、大げさですが断腸の思いといいますか、それなりの思い切りが必要です。母親というのは、赤ん坊を産むということで自分から切り離して分身を作り、育ててきたということを経験しているからか、私は将来育つための行為として間引きを受け入れられますが、夫はダメですね。普段ちょっと偉そうにしている夫が見事に、未練たらしく、情けないその思いを言葉にしながら、私が引き抜いた小さな芽を見つめながら、ぽつり、ぽつり何やら言っているんですね。男親と女親の違いを畑の作業でこんなに顕著に観られるとは思いもしませんでした。畑というのは、いろいろなことを教えてくれるものだと思います。

f:id:godmother:20080518042152j:image:w350:right 帰りに、なんとなく子ども達は今頃遠くでどうしているかなと、ふっと思い出して、給食のメニューで大好きだった竹輪の天麩羅が無性に食べたくなりました。変な流れなんですけど、食べたいものってこんな風に湧いてくるものです。

 竹輪を開いて内側に筋目を入れて楊枝で固定してから天麩羅の衣に通して揚げます。練り製品は強火でいきなり揚げると、空気が膨張してパンパンに膨らんでしまいます。そのあとは水分も蒸発して身が固く締まってしまいますので中温(170度くらい)でゆっくり揚げると失敗しません。竹輪が空気を含んで膨らみ始める前に両面の衣が揚がっているのがいいタイミングです。

 四国の土佐の友人が送ってくれた淡水の青海苔を衣に混ぜたので、大変いい香りでした。一緒に鰤の照り焼きと蒸した野菜やトマトなど頂きながら、この夏、畑からどんな贈り物が届くかと楽しみになりました。

鰤の照り焼き ☛レシピへ   

f:id:godmother:20080518042153j:image:w300:right材料

  • 竹輪・・2本
  • 楊枝・・6本
  • 揚げ油・・適宜
  • 天麩羅の衣

天麩羅の衣

  • 小麦粉・・大さじ1.5
  • 溶き卵・・大さじ1
  • 水・・大さじ2
  • 青海苔・・適宜

作り方

  1. 竹輪に縦に包丁を入れて開き、端から浅く小刻みに筋目を入れる。
  2. 3等分して楊枝で開いた状態になるように固定する。
  3. 揚げ油をひに掛けて170度まで温度を上げる。※目安は衣を落としてゆっくり一度沈んでから直ぐに浮いてくる感じ。
  4. ボールに溶き卵と水を混ぜ合わせてから小麦粉を加えて衣を作り、青海苔を混ぜてから竹輪に絡めて揚げる♪

竹輪の開きの天麩羅:子どもの大好物! [揚げ物]


f:id:godmother:20080518043247j:image:w450:left

 昨日は、朝の早いうちに畑で2時間ちょっと過ごしました。主に草引きと、ほうれん草や小松菜の間引きが目的でした。小さな種を一列にパラパラしただけのような種蒔きでちゃんと芽が出てくるのかと、最初はドキドキしていましたが、やがて本葉が出ると「間引き」という作業が必要になってくるわけです。これをやらないとそれぞれの株が育つための充分なスペースが確保できないため育ちにくくなります。この様な当たり前のことも今まで知らずに、間引き菜を頂いていたのですから呆れました。間引きの作業で面白い発見がありました。種蒔きしたあと、発芽の不安やら、その後の期待などの思い入れがあって、せっかく生えてきた芽を小さいうちから引き抜くというのは、大げさですが断腸の思いといいますか、それなりの思い切りが必要です。母親というのは、赤ん坊を産むということで自分から切り離して分身を作り、育ててきたということを経験しているからか、私は将来育つための行為として間引きを受け入れられますが、夫はダメですね。普段ちょっと偉そうにしている夫が見事に、未練たらしく、情けないその思いを言葉にしながら、私が引き抜いた小さな芽を見つめながら、ぽつり、ぽつり何やら言っているんですね。男親と女親の違いを畑の作業でこんなに顕著に観られるとは思いもしませんでした。畑というのは、いろいろなことを教えてくれるものだと思います。

f:id:godmother:20080518042152j:image:w350:right 帰りに、なんとなく子ども達は今頃遠くでどうしているかなと、ふっと思い出して、給食のメニューで大好きだった竹輪の天麩羅が無性に食べたくなりました。変な流れなんですけど、食べたいものってこんな風に湧いてくるものです。

 竹輪を開いて内側に筋目を入れて楊枝で固定してから天麩羅の衣に通して揚げます。練り製品は強火でいきなり揚げると、空気が膨張してパンパンに膨らんでしまいます。そのあとは水分も蒸発して身が固く締まってしまいますので中温(170度くらい)でゆっくり揚げると失敗しません。竹輪が空気を含んで膨らみ始める前に両面の衣が揚がっているのがいいタイミングです。

 四国の土佐の友人が送ってくれた淡水の青海苔を衣に混ぜたので、大変いい香りでした。一緒に鰤の照り焼きと蒸した野菜やトマトなど頂きながら、この夏、畑からどんな贈り物が届くかと楽しみになりました。

鰤の照り焼き ☛レシピへ   

f:id:godmother:20080518042153j:image:w300:right材料

  • 竹輪・・2本
  • 楊枝・・6本
  • 揚げ油・・適宜
  • 天麩羅の衣

天麩羅の衣

  • 小麦粉・・大さじ1.5
  • 溶き卵・・大さじ1
  • 水・・大さじ2
  • 青海苔・・適宜

作り方

  1. 竹輪に縦に包丁を入れて開き、端から浅く小刻みに筋目を入れる。
  2. 3等分して楊枝で開いた状態になるように固定する。
  3. 揚げ油をひに掛けて170度まで温度を上げる。※目安は衣を落としてゆっくり一度沈んでから直ぐに浮いてくる感じ。
  4. ボールに溶き卵と水を混ぜ合わせてから小麦粉を加えて衣を作り、青海苔を混ぜてから竹輪に絡めて揚げる♪

竹輪の開きの天麩羅:子どもの大好物! [揚げ物]


f:id:godmother:20080518043247j:image:w450:left

 昨日は、朝の早いうちに畑で2時間ちょっと過ごしました。主に草引きと、ほうれん草や小松菜の間引きが目的でした。小さな種を一列にパラパラしただけのような種蒔きでちゃんと芽が出てくるのかと、最初はドキドキしていましたが、やがて本葉が出ると「間引き」という作業が必要になってくるわけです。これをやらないとそれぞれの株が育つための充分なスペースが確保できないため育ちにくくなります。この様な当たり前のことも今まで知らずに、間引き菜を頂いていたのですから呆れました。間引きの作業で面白い発見がありました。種蒔きしたあと、発芽の不安やら、その後の期待などの思い入れがあって、せっかく生えてきた芽を小さいうちから引き抜くというのは、大げさですが断腸の思いといいますか、それなりの思い切りが必要です。母親というのは、赤ん坊を産むということで自分から切り離して分身を作り、育ててきたということを経験しているからか、私は将来育つための行為として間引きを受け入れられますが、夫はダメですね。普段ちょっと偉そうにしている夫が見事に、未練たらしく、情けないその思いを言葉にしながら、私が引き抜いた小さな芽を見つめながら、ぽつり、ぽつり何やら言っているんですね。男親と女親の違いを畑の作業でこんなに顕著に観られるとは思いもしませんでした。畑というのは、いろいろなことを教えてくれるものだと思います。

f:id:godmother:20080518042152j:image:w350:right 帰りに、なんとなく子ども達は今頃遠くでどうしているかなと、ふっと思い出して、給食のメニューで大好きだった竹輪の天麩羅が無性に食べたくなりました。変な流れなんですけど、食べたいものってこんな風に湧いてくるものです。

 竹輪を開いて内側に筋目を入れて楊枝で固定してから天麩羅の衣に通して揚げます。練り製品は強火でいきなり揚げると、空気が膨張してパンパンに膨らんでしまいます。そのあとは水分も蒸発して身が固く締まってしまいますので中温(170度くらい)でゆっくり揚げると失敗しません。竹輪が空気を含んで膨らみ始める前に両面の衣が揚がっているのがいいタイミングです。

 四国の土佐の友人が送ってくれた淡水の青海苔を衣に混ぜたので、大変いい香りでした。一緒に鰤の照り焼きと蒸した野菜やトマトなど頂きながら、この夏、畑からどんな贈り物が届くかと楽しみになりました。

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f:id:godmother:20080518042153j:image:w300:right材料

  • 竹輪・・2本
  • 楊枝・・6本
  • 揚げ油・・適宜
  • 天麩羅の衣

天麩羅の衣

  • 小麦粉・・大さじ1.5
  • 溶き卵・・大さじ1
  • 水・・大さじ2
  • 青海苔・・適宜

作り方

  1. 竹輪に縦に包丁を入れて開き、端から浅く小刻みに筋目を入れる。
  2. 3等分して楊枝で開いた状態になるように固定する。
  3. 揚げ油をひに掛けて170度まで温度を上げる。※目安は衣を落としてゆっくり一度沈んでから直ぐに浮いてくる感じ。
  4. ボールに溶き卵と水を混ぜ合わせてから小麦粉を加えて衣を作り、青海苔を混ぜてから竹輪に絡めて揚げる♪

肉屋さんの串カツ:半調理品 [揚げ物]


f:id:godmother:20080102051736j:image:w450:left

 今年のお正月は、時間がゆっくり流れてのんびりしています。暮れにお正月の食べ物を充分用意しても息子達は何でもいいよといいながら、やっぱり肉類が楽しみなようです。いつもの肉屋さんに31日に頼んでおいた串カツの出番です。先日はここのコロッケ(参照)に感動しましたが、やっぱりここの肉屋さんのは衣が薄く、隠れた脂身は本当に丁度いい加減に入っていて美味しいです。身近にこのような肉屋さんがあるということは嬉しいことです。一日置いて揚げたにもかかわらず、衣がべったりするわけでもなく、肉の美味しさを知り尽くした上で提供してくれている姿は、プロだなと思います。

 こう言っては何ですが、売っているものは美味しくない。美味しくないけどまーいいかと、生活の実状に合わせて妥協すれば何でも手に入る世の中です。しかも、大手老舗の食品関連の不祥事が相次ぐ中、誤魔化して利益追求するのが何年もまかり通ってきていたわけで、味を知らない人は騙されてしまいます。自分の口に入らないような高価な食品をお歳暮などで用足しするのも、それが特別な意味を持ち、その特別な思いを相手に贈ることには意味がありますが、贈った為に後でガッカリするのにはもう勘弁してよ。です。失った信頼を取り戻すには、これまで培ってきた年月の倍以上は時間がかかるということを覚悟してもらいたいです。というのは、私個人の気持ちで、全体的には、消費者は直ぐに許すのではないかと思います。

 私の常識感というのが通用しない事に抵抗を覚えているのも確かです。f:id:godmother:20080102051716j:image:w120:right他所のブログでも、そのようなことを書いている人がいましたが、私は、変な人なのです。言えば言うほど変な人になるのです。始めは、自分の価値観を人に押し付けるつもりは更々無いのですが、あれ?違うのかなと感じると、いつの間にか熱く語ってしまったり。でも、もうこれも終わりにしたいです。諦めというより、変な人のままでいくというか。で、語る必要はないのでしないというか。

 それから、このような変な親の子どもは、外で凄く苦労していると思っています。そこら辺が、なんとも胸の痛いところですが、成長して我が子が自分の価値観の尺度として、親の姿を「反面教師」にしてくれてもいいのです。親からの影響を受ける雛(ひよこ)でいつまでもいるわけではありませんので、自分らしく生きていいんだよというメッセージを添えます。

  レシピの日記は、ここで足掛け3年になります。母親が家族の為に料理をするのは極当たり前の事です。その料理を工夫してより美味しく食べさせようとしている普通の姿を日記として記録しているだけです。この肉屋さんが、美味しい肉を提供しようとする姿と自分がダブルのですが、○○肉屋さ~ん、そのままでいてねェー!と応援しながら、実は私自身に言っているのかもです。


肉屋さんの串カツ:半調理品 [揚げ物]


f:id:godmother:20080102051736j:image:w450:left

 今年のお正月は、時間がゆっくり流れてのんびりしています。暮れにお正月の食べ物を充分用意しても息子達は何でもいいよといいながら、やっぱり肉類が楽しみなようです。いつもの肉屋さんに31日に頼んでおいた串カツの出番です。先日はここのコロッケ(参照)に感動しましたが、やっぱりここの肉屋さんのは衣が薄く、隠れた脂身は本当に丁度いい加減に入っていて美味しいです。身近にこのような肉屋さんがあるということは嬉しいことです。一日置いて揚げたにもかかわらず、衣がべったりするわけでもなく、肉の美味しさを知り尽くした上で提供してくれている姿は、プロだなと思います。

 こう言っては何ですが、売っているものは美味しくない。美味しくないけどまーいいかと、生活の実状に合わせて妥協すれば何でも手に入る世の中です。しかも、大手老舗の食品関連の不祥事が相次ぐ中、誤魔化して利益追求するのが何年もまかり通ってきていたわけで、味を知らない人は騙されてしまいます。自分の口に入らないような高価な食品をお歳暮などで用足しするのも、それが特別な意味を持ち、その特別な思いを相手に贈ることには意味がありますが、贈った為に後でガッカリするのにはもう勘弁してよ。です。失った信頼を取り戻すには、これまで培ってきた年月の倍以上は時間がかかるということを覚悟してもらいたいです。というのは、私個人の気持ちで、全体的には、消費者は直ぐに許すのではないかと思います。

 私の常識感というのが通用しない事に抵抗を覚えているのも確かです。f:id:godmother:20080102051716j:image:w120:right他所のブログでも、そのようなことを書いている人がいましたが、私は、変な人なのです。言えば言うほど変な人になるのです。始めは、自分の価値観を人に押し付けるつもりは更々無いのですが、あれ?違うのかなと感じると、いつの間にか熱く語ってしまったり。でも、もうこれも終わりにしたいです。諦めというより、変な人のままでいくというか。で、語る必要はないのでしないというか。

 それから、このような変な親の子どもは、外で凄く苦労していると思っています。そこら辺が、なんとも胸の痛いところですが、成長して我が子が自分の価値観の尺度として、親の姿を「反面教師」にしてくれてもいいのです。親からの影響を受ける雛(ひよこ)でいつまでもいるわけではありませんので、自分らしく生きていいんだよというメッセージを添えます。

  レシピの日記は、ここで足掛け3年になります。母親が家族の為に料理をするのは極当たり前の事です。その料理を工夫してより美味しく食べさせようとしている普通の姿を日記として記録しているだけです。この肉屋さんが、美味しい肉を提供しようとする姿と自分がダブルのですが、○○肉屋さ~ん、そのままでいてねェー!と応援しながら、実は私自身に言っているのかもです。


肉屋さんの串カツ:半調理品 [揚げ物]


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 今年のお正月は、時間がゆっくり流れてのんびりしています。暮れにお正月の食べ物を充分用意しても息子達は何でもいいよといいながら、やっぱり肉類が楽しみなようです。いつもの肉屋さんに31日に頼んでおいた串カツの出番です。先日はここのコロッケ(参照)に感動しましたが、やっぱりここの肉屋さんのは衣が薄く、隠れた脂身は本当に丁度いい加減に入っていて美味しいです。身近にこのような肉屋さんがあるということは嬉しいことです。一日置いて揚げたにもかかわらず、衣がべったりするわけでもなく、肉の美味しさを知り尽くした上で提供してくれている姿は、プロだなと思います。

 こう言っては何ですが、売っているものは美味しくない。美味しくないけどまーいいかと、生活の実状に合わせて妥協すれば何でも手に入る世の中です。しかも、大手老舗の食品関連の不祥事が相次ぐ中、誤魔化して利益追求するのが何年もまかり通ってきていたわけで、味を知らない人は騙されてしまいます。自分の口に入らないような高価な食品をお歳暮などで用足しするのも、それが特別な意味を持ち、その特別な思いを相手に贈ることには意味がありますが、贈った為に後でガッカリするのにはもう勘弁してよ。です。失った信頼を取り戻すには、これまで培ってきた年月の倍以上は時間がかかるということを覚悟してもらいたいです。というのは、私個人の気持ちで、全体的には、消費者は直ぐに許すのではないかと思います。

 私の常識感というのが通用しない事に抵抗を覚えているのも確かです。f:id:godmother:20080102051716j:image:w120:right他所のブログでも、そのようなことを書いている人がいましたが、私は、変な人なのです。言えば言うほど変な人になるのです。始めは、自分の価値観を人に押し付けるつもりは更々無いのですが、あれ?違うのかなと感じると、いつの間にか熱く語ってしまったり。でも、もうこれも終わりにしたいです。諦めというより、変な人のままでいくというか。で、語る必要はないのでしないというか。

 それから、このような変な親の子どもは、外で凄く苦労していると思っています。そこら辺が、なんとも胸の痛いところですが、成長して我が子が自分の価値観の尺度として、親の姿を「反面教師」にしてくれてもいいのです。親からの影響を受ける雛(ひよこ)でいつまでもいるわけではありませんので、自分らしく生きていいんだよというメッセージを添えます。

  レシピの日記は、ここで足掛け3年になります。母親が家族の為に料理をするのは極当たり前の事です。その料理を工夫してより美味しく食べさせようとしている普通の姿を日記として記録しているだけです。この肉屋さんが、美味しい肉を提供しようとする姿と自分がダブルのですが、○○肉屋さ~ん、そのままでいてねェー!と応援しながら、実は私自身に言っているのかもです。


四角豆ーうりずん(沖縄):野菜天ぷら [揚げ物]

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 山梨県の白州町から清里高原方面にチョッとドライブしました。白州へ立ち寄ったのは、野菜が目当てでしたが、ここは朝採りの沢山の種類の野菜が魅力で、時々お世話になります。四角豆ーうりずん(Wikiさんへ)と言う珍しい形をした豆を発見。天ぷらにすると美味しいそうなので、これと、石臼挽きのそば粉を買って手打ち蕎麦と、野菜天ぷらにしました。帰り道、懐かしい清里高原へ立ち寄りました。この町は、25年以上前から野外コンサート会場として 、一躍有名になり、以降は、若者がやって来る町と変貌してしまいました。近くなのに、どうも観光地には行く気になれませんでした。実は、ブログで知り合いになった、保坂夏子さん(id:NATSUCO:20070728)、シャンソン歌手でいらっしゃいますが、11月の4日、清里「清泉寮」で夏子さんのライブがあります。

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シャンソンの世界はあまり詳しく知りませんが、その昔はシャンソン、ジャズ、ロック、ニューミュージック、クラシック、レゲエ・・まー、音楽は好きな方で、広く浅いフャンですね。で、標高1400m以上の山麓に来て歌われる訳です。20070910054123
酸素の問題は大丈夫かな?などと思いながら、ここのパン工房で一休み(アイスクリームのほうは、人の山になっていて、しかも長蛇の列でして)馬糞の臭いと一緒に、ハエを追いながらテラスでパンを齧った次第です

 夕刻、野菜の天ぷら(☛作り方と、手打ち蕎麦に掛かりました。手打ち蕎麦の講釈は、ここでは垂れません。蕎麦打ちの達人もいらっしゃるでしょうしと思うので。ご希望があれば、書くことにします。

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